みなさんこんにちは?いかがお過ごしでしょうか!?
少しずつ寒くなって来ましたので、体調には十分気をつけてくださいね。
寝る時は、長袖をオススメします(笑)
さて、本日は僕が看護大学の教員をやっていた時の事を記事にしていきたいと思います。
何も分からず、看護大学の教員となりどんな職場だったのか?、困った事はなんだったのかなど少しでもこんな職業なんだ!!と伝えられたいいなと思います。
パッと読むための目次
看護大学の職場環境って・・・
看護大学って華やかなイメージがあります。先生方も笑っているし、憧れの職業っていうイメージが先行しますけど、実際にはどのような所なのでしょう?
僕が看護大学の教員になる前の教員のイメージは「学生さんに熱心に看護を教えていてカッコイイ」と言うイメージを持っていました。
しかし、実際には全く違いました。これは、大学によっても違うと思いますし、僕の主観が入っているので、必ず全て当てはまるとは限りません。
実際には、大学という職場は人間関係がギトギトしていて、教授が言うことが全てであり、正しいという環境が強いです。
例えば、教授が黒いカラスを白いカラスと言っていたとします。実際には黒いカラスですよ(笑)
でもそのカラスを白いカラスですよね!!と言わなければいけない風潮がかなりあると思いました。
少し例えが微妙でしたが、看護大学では学部長や教授という職位が一番なので、その方たちの権力は凄まじいです。
なので、その教授たちの方針に順応できる人や、上手に世渡りできる人にとっては良い職場と言えるかも知れませんが、僕には合わなかったです。。
自由人や、奇抜な人、少し人とは違ったことをする方には難しいと思いました。僕がそうなので、とても生きにくかったです。。
本当に縦社会ですし、教授や偉い先生方の意見が全て!!という風潮がかなり強いです。
なので、僕は自分の意見があまり言えなかったですし、自分の意見をガンガン言っていた先輩も居ましたが、とても職場に馴染んでたとは言えない状況でした。
そして、その先輩も数年で辞めてしまっていました。
看護大学って言う職場は、かなり特殊な職場であり、縦社会なんです。。実際は。。
看護大学の仕事について
でも、看護大学の先生って、可愛らしい学生に授業とかやっていて、教育ってイメージが強くてかっこいいです。
いやいや、それはイメージですよ!!もちろん学生に教えると言う華やかな一面もありますが、実際には研究職なんですよ!
そうなんです!!
僕も大学の教員になる前は、学生さんに看護を教えて看護実習へ一緒に行ったりして、学生さんと色々な話をしてとか、とても華やかなイメージがありました。
でも実際には違いました!!
もちろん学生さんに看護を教えます。学生さんとワイワイお話しをする機会もあります。
でも実際には研究も行わなければいけない!!ということなんです。
僕が入職した大学では、4月にすぐに科研費という国から研究費を貰える為の研究に応募しなければいけない!!とか言われて、すぐに研究計画書を書きなさいと言われました。
はい!!すぐに書きますね。何て言えないですよ。
1日ですぐに書けるものでは無いからです。まずはどんな研究をしたいのか!?から考え、先行研究を調べなければいけません。すでに研究している事を研究しても意味はないからです。
4月に入職して、学生さんの顔を覚えて、新しい職場や仕事にも慣れなければいけません。そして、同時進行で研究計画書を書いていました。
まさに人間の所業とは言えない!!と当時は思っていました。
家に帰っても研究計画書をずっと作っていました。やっと完成しても教授に添削してもらい、またやり直しです。その繰り返しをとりあえず、ずっとやります!!
研究をすることが好きな人は良いと思いますが、僕は苦手でしたので本当に苦労しました。
でも看護大学ってそういう所なんですよね。
学生さんに看護を教えるだけではないんです。実際には研究をしている時間の方が長いんじゃないかと思うくらいです。しっかりと教育の他に研究を行わなければいけないのです。
なので、看護大学の教員は本当に凄いなと思いますし、リスペクトしています。
でもお堅い場所ですからね。。僕には合いません(笑)
看護大学の教員のお給料は!?
でも看護大学教員の給料はどうなのでしょうか?現場の看護師さんよりも高そうっていうイメージはありますけど。。
看護大学の教員のお給料ってイメージは高そうですが、実際にはどうなんでしょうか!?
では実際に僕が貰っていたお給料は、一番下の職位で約30万円ほどでした。手取りですよ。
どうでしょうか!?高いと思うか安いと思うのかは、人それぞれだとは思いますが。
僕は初めて教員となりお給料を貰った時は、「高い」と思いました。看護師をやっていて、夜勤も月5回前後入っていても、手取り30万円はあまり僕は超えたことが無かったからです。
なので、教授になるともっと貰えるんだと思います。
あとは公立の先生なのか、私立なのか!?によっても多少前後するようです。
しかし、全ての大学なのかは分かりませんが、僕が以前勤めていた看護大学は、時間外(残業)というものを申請するということがありませんでした。
病棟の看護師さんは残業ありますし、残業代は申請しますよね。まあ、サービス残業してるよ!!なんていう劣悪な病院も日本にはたくさんありそうですが。。。
僕の勤めていた大学は時間外というものが無かったですし、そんな概念もありませんでした。でも実際には17時には終わりませんし、仕事はたくさんありました。それを含んでのお給料ということなのでしょうか。
これが大学では普通なのか!?どうなのか!?は今だに謎ですが。。。
でも看護大学の教員のお給料は、悪くは無いと僕は思います。
お金の価値って人それぞれだと思いますが、現場の看護師よりもお給料は高いのでは無いかと個人的には感じました!!
でも僕は看護大学の教員を辞めて、今は現場で看護師をしています!!
お給料は減りましたが、今の方が幸せです?
大学の教員に戻りたいとは一切思いません。。。
患者さんと楽しく会話しているのが、自分には合っていると思っています。
人生は1回限り。自分に合った楽しいライフスタイルで、楽しく人生を謳歌したいですね♫
まとめ
とにかく看護大学の教員も大変なんですね。楽な仕事はないですよね。でも教員が居ないと、学生さんを教育できる人がいないということですし、とてもやりがいのある仕事なんですね!!
- 看護系大学の教員は縦社会であり、教授などによって職場環境はかなり変化する。
- 看護学生に教育することが一番の仕事ではあるが、教員は研究職であり、看護研究を行っていくことも仕事の一つである。
- 看護系大学教員のお給料は、現場の看護師よりも高い傾向にある。