専門看護師

第32回専門看護師(CNS)認定審査終了

みなさんこんにちは?

いかがお過ごしでしょうか!?あっという間に10月も下旬となりましたね。

本当に寒くなってきましたので、お身体には十分気をつけてくださいね。

さて本日は先日行われました、専門看護師認定審査について少し記事にしていきたいと思います。

パッと読むための目次

専門看護師認定審査とは!?

専門看護師認定審査とは、専門看護師として認定を受けるための試験であり、年に1回しか認定審査が無いのです。

まず専門看護師になるには大学院を修了する必要があります。しかし、大学院を修了したからといってすぐに専門看護師になれる訳ではなく、大学院を修了することで専門看護師認定審査の受験資格が得られます。

その後、認定審査を受験し、見事合格することで晴れて専門看護師になれると言うことなんです。

ハードル高いですよね(笑)それはまだまだ専門看護師も少ない訳ですよ!!

専門看護師(CNS : Certified Nurse Specialist)は、特定の分野において専門性の高い優れた実践看護能力がある者として、日本看護協会より認定を受けた看護師のことを言います。

専門看護師の役割とは

アシスタント

そもそも専門看護師って名前は聞くけど、普通の看護師さんと何が違うんだろう!?どんな役割なんでしょうか!?

では専門看護師の役割について少し説明しますね。

専門看護師は、専門看護分野において以下の6つの役割を果たします。

1)実践
個人、家族及び集団に対して卓越した看護を実践する。

2)相談
看護者を含むケア提供者に対しコンサルテーションを行う。

3)調整
必要なケアが円滑に行われるために、保健医療福祉に携わる人々の間のコーディネーションを行う。

4)倫理調整
個人、家族及び集団の権利を守るために、倫理的な問題や葛藤の解決を図る。

5)教育
看護者に対しケアを向上させるため教育的役割を果たす。

6)研究
専門知識及び技術の向上ならびに開発を図るために実践の場における研究活動を行う。
公益社団法人 日本看護協会より引用)

看護師のエキスパートとして活躍したい方や、自身のスキルアップを目指したい方には是非オススメの資格です。

以前の専門看護師に記事にも書きましたが、アメリカのCNSは年収1000万円を超えるCNSも普通に存在する見たいですよ(笑)

まあ日本ではまずいないでしょうね。そもそも精神看護領域のCNSは、がん看護専門看護師についで2番目の人数の多さですが、それでも500人もいないですしね。日本全体で。。

とにかく人数は少ないですが、これからもっともっと発展すると僕は思っています!!

僕はまだ専門看護師(CNS)にはなっていませんが、必ずCNSになって患者さんや職員さんのために頑張りたいと思っています?

専門看護師になるためには

カムイ

では具体的には、専門看護師はどうやったらなれるのでしょうか!?大学院に進学するって聞きましたけど・・・

実際に専門看護師になるためには、どのような段階を踏めばいいのでしょうか!?

まずは・・・

1)日本国の看護師免許を有すること。
2)看護系大学院修士課程修了者で、日本看護協系大学協議会が定める専門看護師教育課程基準の所定の単位 (総計26単位または38単位)を取得していること。現在はほぼ38単位になっています!!今後は全て38単位に移行していくそうです。
3)実務研修が通算5年以上あり、うち3年間以上が専門看護分野の実務研修であること。端的に言うと、看護師として5年以上働いており、3年間以上自分の専門とする分野で働いているということになりますね♫

2)にもありますが、専門看護師になるには大学院に2年間通うことが必須条件となっています。

ちなみに僕は、働きながら大学院に通っていたので、3年間通っていました(笑)長かったです?

この大学院に進学しなければいけないのが、難易度を高くしている原因だと思いますが、大学院への進学も新しい学びがあり、僕は行って良かったと思っております!

働いている場合には、職場の上司の協力無くして通うことは難しいと思いますので、上司と相談しながら、勤務調整をしてもらい通うことをお勧めします。

もし詳しく聞きたい時には、直接連絡くださいね。


まとめ

  • 専門看護師になるためには、大学院を修了して、専門看護師認定審査に合格しなければならない!!
  • 専門看護師に主な役割は、6つある。
  • 専門看護師認定審査は、年に1回しかない!!
  • 専門看護師になるには、ハードルが高いが、看護のエキスパートであり卓越した技術と知識によって、患者・家族、またはスタッフを支えることが大きな役割である。
ABOUT ME
hajime1229
元スキージャンパー日本代表。現在、精神科病棟で看護師をしています。精神科が好きで、いつも患者さんたちとお喋りをしています。休日はスキーをしたり、山登りをしたりと自然に触れることが大好き。ワンちゃんと散歩に行くことも好きです。